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みんな知ってる?多子世帯の大学等無償化について徹底解説!

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✔️ 本記事を読むと

■ 多子世帯の大学等の無償化制度が分かる

■ 今後の大学選びの選択肢が広がる

■ 教育費を貯める目安が分かる



目次

多子世帯の学生等に対して大学等の授業料無償化

2025年度から多子世帯の学生等について、所得制限なく、大学等の授業料・入学金を国が定める一定額まで無償化とする制度がスタートしました。

これは、元々2020年4月にスタートした国の「高等教育の修学支援新制度」のことで、経済的な理由で進学を断念する学生をなくし、教育機会の公平性を確保するために当時創設されました。しかし、当時は世帯年収が380万円程度までの世帯が主な対象となっているなど、所得制限があったため、全ての学生が利用できるわけではありませんでした。

その後、2024年度には対象となる世帯の範囲が拡大されましたが、今回、さらに対象が広がり、多子世帯の所得制限が撤廃され、世帯年収に関わらず大学等の授業料等の無償化制度を利用できるようになりました。

いぶりんママ

かなり話題になった制度だよね。
詳しく解説していくね!

制度概要を徹底解説!

✔️ 制度概要

① 開始時期は?

② 支援対象とは?

③ 支援金額は?

④ 対象の学校は?

⑤ 申請方法は?

① 開始時期は?

前述したとおり、元々国が実施する「高等教育の修学支援新制度」が2020年度からスタートしていますが、今回説明する「多子世帯の大学等の授業料等の無償化」2025年度から新たにスタートしています。具体的には、2025年4月1日から始まっており、2025年4月に入学する方、2025年4月時点で前年度から在学中の方のいずれも対象となります。

いぶりんママ

元々の制度を拡充して、2025年4月1日からスタートしたんだね!



② 支援対象は?

支援対象は「多子世帯」で、具体的には「扶養する子どもが3人以上の世帯」です。ここで言う「扶養」とは、家族や親族から経済的な支援を受けることであり、自治体へ納税する際に扶養する人数としてカウントされている人を指しています。

なお、子どもの数の情報は毎年12月31日時点の「税法上の扶養」が基準となることから、申し込む時期によって情報の確認時期が異なる場合があることに注意が必要です。例えば、2026年4月に大学へ進学し、申請手続きを行う場合は、2024年12月31日時点の情報により扶養する子どもの数で確認が行われます。

いぶりんママ

我が家の場合は子ども2人が扶養になっているよ!

大学院生は本制度の対象外となるので注意してね!



③ 支援金額は?

支援金額は国で決まっていて、以下表のとおりです。国公立・私立別に「大学」「短期大学」「高等専門学校」「専門学校」の4区分で分かれています。これは授業料は各大学等によって様々であるため、制度設計上、授業料の平均額を考慮して、国として一定の支援上限額を定めているからです。

また、これは各学校の授業料等が減額されるものであって、学生本人に直接現金が支給されるものではありません

例えば、国公立大学の場合は、入学金の28万円と授業料54万円/年が支給されるので、4年間で最大244万円支給されることになります。同様に私立大学の場合は、入学金の26万円と授業料70万円/年が支給されるので4年間で最大306万円支給されることになります。

いぶりんパパ

無償化と言いつつも一定額の支援という点がポイントだね!

④ 対象の学校は?

一定の要件を満たすことが確認された大学、短期大学、高等専門学校、専門学校となっています。対象となる大学は文部科学省のHP「高等教育の修学支援新制度の対象機関(確認大学等)」に掲載されていますのでご確認ください。https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/hutankeigen/1420041.htm

いぶりんママ

一覧になっているので確認しやすいのね!私が通っていた国立大学も入っているわ!



⑤ 申請手続きは?

申請手続きは、高校3年生の段階で申し込む「予約採用」と、大学等へ進学後に申し込む「在学採用」の2種類があります。ただし、2025年度は、制度開始年度に当たるので「在学採用」のみの申し込みとなっています。

具体的な申込方法は、学校の学生窓口(奨学金担当窓口)で申込書類を受け取り、学校を通じて日本学生支援機構へ手続きを行います。申込の際は学生本人と生計維持者のマイナンバーが必要になりますのでご注意ください。申込が完了したあとは、各学校を通じて選考結果通知を受け取ります。事前に大学等のHPで確認しておくのがオススメです。

いぶりんパパ

扶養している子どもの確認がマイナンバーで行われるんだね

子どもの数え方には注意が必要!

この制度の一番のポイントは子どもの数え方に注意が必要な点です。多子世帯であれば子ども全員が対象となるわけではなく、子どもを3人以上同時に扶養している間に、大学等に在学している子どもは全員対象となります。

例えば、子どもを3人同時に扶養している間に、2人同時に大学等に在学している場合は2人とも対象となります。逆に、第1子が社会人となり扶養から外れ、扶養する子どもの数が2人となった場合には、この制度における多子世帯に該当しなくなるため、支援は受けられません。具体的には以下のパターンでご確認ください。

いぶりんママ

これはひどいよね・・・
子どもの数には変わりないのに数え方を変えるなんて

う〜ん、世論の理解はなかなか得られないと思うけどね



その他の留意事項

学業に関する要件がある

「高等教育の修学支援新制度」では、学業に関する要件を設けており、多子世帯の支援についても同様に学業の要件があります。

具体的には、「予約採用」の場合、高校2年次(申込時)までの設定平均値が「3.5以上」の場合は、進路指導等において学修意欲を見ることにより、また、「3.5未満」の場合は、レポートまたは面談により学修意欲を確認することにより要件を満たしているかチェックされます。「在学採用」の場合、例えば大学1年生の場合は、以下のいずれかに該当する必要があります。

  • 高校の評定平均値が3.5以上であること
  • 入学試験の成績が入学者の上位1/2以上であること
  • 高卒認定試験の合格者であること
  • 学修計画書の提出を求め、学修の意欲や目的、将来の人生設計等が確認できること
いぶりんママ

学業に関する要件があるなんて知らなかったわ・・

誰でも対象になるわけではないってことはしっかりと覚えておこう



奨学金との併用は可能

本制度による授業料など減免は、日本学生支援機構の貸与型奨学金(無利子・有利子)と併用することが可能です。ただし、貸与型奨学金(無利子)については、授業料等減免や給付型奨学金を利用する場合は、利用できる額が0円となるケース少なくなるケースがありますので注意が必要です。詳細については、日本学生支援機構に事前に確認することがオススメです。



まとめ

どうでしたか?「多子世帯の大学授業料等の無償化」について分かりましたか?

文部科学省が2020年4月から「高等教育の修学支援新制度」を実施したことによって、大学・短期大学・高等専門学校、専門学校に進学できる教育機会の均等化と経済負担の軽減が図られるようになりました。しかし、世帯年収などの要件を満たすことが必須でしたので、全ての進学希望者が対象というわけではありませんでした。

これが2025年度から、子どもが3人以上の多子世帯について所得制限が撤廃され、より多くの子育て世帯が国の支援を受けられるようになりました。子どもの数え方には注意が必要なものの、多子世帯には非常にありがたい制度だと思いますので、制度の内容をしっかりと理解するとともに、大学無償化の利用を検討している人は、スムーズに手続きを進められるよう早めに情報収集して準備に取りかかりましょう。



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この記事を書いた人

○FPパパと元銀行員ママが記事を作成
○誰よりも詳しい「子育て世代」お金の貯め方
○お金を貯めたい世代はフォローで解決
○子育て施策、NISA、税制、家計管理など誰よりも詳しく
○『スマート』に生活し『賢く』貯める方法を伝授
○「子どものやりたい」を一緒に叶えよう!

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