MENU

子ども名義の口座は必要?メリット・デメリットを紹介!

この記事を読むのにかかる時間 < 1
✔️ 本記事を読むと

■ 子ども名義の口座が必要か否か分かる

■ 理想の家計管理に近づける

■ 口座開設のメリット・デメリットが分かる

目次

子ども名義の口座は何歳から作れる?

いぶりんママ

子どもの口座って必要なの?
そもそも何歳から作れるかよく分からないよね・・

銀行口座は生まれてすぐの子どもでも開設することができます。母親や父親など親権者が法定代理人として手続きを行います。

子ども名義の口座を開設する目的は人それぞれですが、主に次のような目的が挙げられます。

教育資金を貯蓄するため

出産祝いやお年玉などのお金を管理するため

節目で通帳を子どもにプレゼントする

我が家では子ども名義の口座を開設!

我が家では以下に紹介するメリット・デメリットを踏まえたうえで、子ども名義の口座を開設しています。理由は、子どものマネーリテラシーを高めたいから。入出金やお金の管理等を通じて、お金に関して適切な判断を行い、より良い生活を実現するために必要な知識、判断力を身につける一助になればよいなと考えています。

いぶりんママ

我が家では「ゆうちょ銀行」と「楽天銀行」の2つを開設しているよ!

いぶりんパパ

ゆうちょ銀行は「利便性」、楽天銀行は「金利と使い勝手」が良いから、子ども用口座にとってもオススメだよ!

子ども名義の口座を作るメリット3選

いぶりんパパ

ここからは子ども名義の口座を開設するメリットについて詳しく見ていくよ!

親の口座と分けるため管理しやすい

親名義の口座と子ども名義の口座を分けることで、生活費と分けて子どものお金を管理することができます。もし、同じ親の口座で管理する場合、子どものお金と気がつかずに生活費や引き落としに使ってしまう可能性や、どこまでが子どものお金なのか分からなくなる可能性もあります。ですので、子ども名義の口座を開設すれば、誤って使用してしまうことを事前に防ぎ、計画的に教育資金の貯蓄ができます。

いぶりんママ

頻繁にお金が動く生活費用の銀行口座で教育資金も一緒に管理するのは特に子育て世帯はなかなか難しいよね!

子どもの金融教育になる

子ども名義の口座は金融教育にも役立ちます。例えば、子どもがある程度の年齢になったときに、通帳やキャッシュカードを渡して自分で管理させれば、マネーリテラシーを身につけるきっかけにもなります。自分のお金である意識が芽生えれば、「お金を貯める大切さ」や「お金を管理することの難しさ」など、お金の大切さを学ぶことができるとともに、将来家計を管理するときの練習にもなります。

いぶりんパパ

子どもの頃から金融教育するのはすごく大切なことだよね!
学校ではほとんど教えてくれないからね!

柔軟に入出金を行える

子ども名義の口座はいつでも自由に入出金を行えるため、急な出費等にも柔軟に対応することが可能です。一般的に、子どもの教育費の選択肢の一つに「学資保険」がありますが、学資保険は途中で引き出すことができないほか、解約すると元本割れしてしまいます。また、親の口座であれば自由に入出金を行えますが、出入りが増えればその分親と子のお金を分けて管理することも大変になってしまいます。

いぶりんママ

学資保険はどうしても資金を拘束してしまうというデメリットがあるんだね・・

子ども名義の口座を作るデメリット3選

いぶりんパパ

一方で口座を作るデメリットもいくつかあるので、見ていくね

贈与税がかかる可能性がある

子どもに通帳や印鑑を渡したときに「贈与」とみなされて、「贈与税」がかかる場合があります。そのため、子ども名義の口座を管理する際は、「贈与税」についても理解しておくことが重要です。

贈与税は、個人間で資産を贈与した際に発生する税金で、1人が1年間にもらった財産の合計額から基礎控除額110万円を差し引いた額に対して発生します。ですので、1年間にもらった財産の合計が110万円を超える場合は贈与税がかかり、110万円以下なら贈与税はかかりません。110万円を超える場合は、たとえ親子であっても税金が発生します。

なお、貯めたお金を教育資金に充てる場合は1,500万円まで非課税となりますので、知っておきましょう。ここで言う教育資金とは、入学金や授業料のほか、通学交通費、給食費、教材費等が含まれます。

いぶりんママ

親子間なのに「贈与税」がかかるなんて全く知らなかったわ!

いぶりんパパ

対策としては、子どもに通帳の管理を任せたり、入金を年間110万円以下にしたりする方法が挙げられるよ!

成人後に引き出す場合は委任状が必要

子どもが未成年のときは、親が子どもの代理人としてお金を引き出せますが、子どもが成人後は原則として、本人しか各種手続きができません。親が振り込みや引き出し、口座の解約をする場合、委任状が必要になります。そのため、教育資金の貯蓄を目的に子ども名義の口座を開設する場合は、成人後の取り扱いについても事前に検討しておきましょう。

いぶりんママ

子どもが成人後は、毎回委任状が必要になるなんて確かに面倒だわ!

いぶりんパパ

成人後は本人(子ども)に管理させるように事前にしっかり話し合っておくことが大切だよ!

長期間使用しないと休眠口座になる可能性がある

銀行口座は、10年以上取引がないまま放置していると休眠口座になってしまいます。子どもが小さいときに子ども名義の口座にお祝い金やお年玉を貯めて、その後数年間放置することもあるかもしれません。休眠口座になると、休眠預金等活用法に基づき民間での公益的な活動に活用される可能性があります。こまめにチェックして休眠口座になることを防ぐことが大切です。

休眠口座になった後も一応お金を引き出すことはできるけど、手続きが少し面倒なケースもあるので、気をつけよう!

子ども名義の口座開設に必要な書類

いぶりんママ

口座開設にはどんな書類が必要なの?

いぶりんパパ

一般的には以下のような書類が必要だよ!
すぐに用意できるものばかりだね!

区   分          必要な書類
子どもの本人確認書類・マイナンバーカード
・健康保険証
・パスポート など
親権者の本人確認書類・マイナンバーカード
・運転免許書
・健康保険証
・パスポート など
子どもと来店者の関係を確認できる書類・子どもと親権者のマイナンバーカード
・住民票の写し
・戸籍謄本 など
表:子ども名義の口座開設に必要な書類一覧

まとめ

子ども名義の口座は、親の口座と分けて管理できたり、金融教育ができたりするなど、多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。メリット>デメリットと捉えるのか、その逆か、各家庭でしっかりと話し合って決めることが大切です。我が家では、上記でも紹介したとおり、子どものマネーリテラシーを高めたいとの理由から、子ども名義の口座を開設しています。もし子どもの将来に向けてどのようにお金を管理していくか悩んでいる場合は、子ども名義の口座を一つ開設してみてはどうでしょうか。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

○公務員FPパパと元銀行員ママが記事を作成
○NISA、税制、家計管理など子育て世帯のお金に関して分かりやすく発信
○真似すれば子育て世帯でも年100万以上お金が貯まる
○「子どものやりたい」を一緒に叶えよう!

コメント

コメントする

目次