■ オール・カントリーの特徴を知りたい
■ 子育て世代にオススメの銘柄が分かる
■ 新NISAの銘柄選びに困らない
オール・カントリーとは?
オール・カントリーとは、投資信託の銘柄「eMAXlS Slim全世界株式(オール・カントリー)」のことで、全世界の株式を主要投資対象としています。略称で「オルカン」と呼んでおり、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する投資成果をめざすインデックスファンドで、この投資信託1本で全世界(日本を含む先進国や新興国)の株式にまとめて投資できます。
迷ったらオルカンがオススメ!
結論から言うと、「新NSIAで迷ったらオール・カントリーがオススメ!」です。以下にも説明するように、オルカンは投資初心者や日々忙しい子育て世代にとって嬉しいメリットがたくさんあります。楽天証券やSBI証券でも買付銘柄で常に上位にくるなど、プロアマ問わず世間からの人気も非常に高く、まず間違いのない商品の一つです。
いぶりんパパもつみたてNISAからずっとオルカンを買ってるよ!
昔からそうだよね!私はどちらかというとS&P500派だけどね〜
オルカンのメリット
メリット① 1本で全世界に分散投資
オルカンは、これ1本で全世界の47か国・地域に分散投資することが可能です。つまり、アップルやアマゾンなど成長著しい世界的企業を多数抱えるアメリカを中心に、全世界の企業の株に分散して投資していると同じ効果を得られるのが大きな特徴です。
投資の世界には、「卵は1つのカゴに盛るな」という有名な格言がありますが、オルカンならこの1本で、知識が少ない投資初心者や日々忙しい子育て世帯でも、自動的に多数の国や地域、業界、銘柄に分散した投資を実現することができます。
1本で各分野に分散投資できるのはすごいよね!
これは大きなメリットね♫
オルカンは何と言っても安心感が違うよね!
メリット② 信託報酬が圧倒的に低い
オルカンは、信託報酬が圧倒的に低いのも大きなメリットです。運用成績がよくても、手数料が高いと手元に残るお金が少なくなってしますので、投資信託を選ぶ際は、信託報酬が低い商品を選ぶのがオススメです。
上記はいずれも、「全世界株式」に対象にしたインデックス型の投資信託で、低コストでつみたてNISAの投資先として人気が高いものです。見て分かるとおり、eMAXlS Slim全世界株式(オール・カントリー)の手数料は最安水準と言えます。
信託報酬は銘柄選びで重要なんだよね!?
そうだよ!投資金額が大きくなればなるほど信託報酬の差が響いてくるからね
メリット③ 投資比率を自動調整
オルカンは、「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」の指数に連動しており、時価総額の大きい銘柄にはたくさん投資する一方で、時価総額の小さい銘柄には少しだけ投資するなど、バランスよく自動的に調整してくれます。そのときの世界経済に合わせてポートフォリオを自動調整してくれるのがオルカンの魅力です。
自動でバランスよく分散投資してくれるなんて、初心者にもオススメなんだね!
メリット④ 投資家から支持されている!
オルカンは、「投資ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2022」で4年連続第1位を獲得しています。投資信託に詳しい投資ブロガーの方々からも高く評価されているのは投資初心者にとっても安心できる材料の一つと言えます。
投資のプロからもお墨付きがあるなんて説得力もあるね!
4年連続1位ってのがすごいよね!
オルカンのデメリット
デメリット① 米国株投資よりリターンが少ない
オルカンは米国株式と比較すると、リターンが少なくなる可能性があります。その理由は、前述のとおり、全世界株式は様々な国に分散投資しているため、一定のリターンを犠牲にしているからです。成長率が低い国は当然ながら投資リターンは低いので、状況によっては米国株式投資や先進国投資などと比較するとリターンが少なくなる可能性があるということです。
これはデメリットでもある一方で、裏を返せばリスク分散を図っているという意味でもあるからね!
結局は自分たちが投資で何を優先するかだよね!
デメリット② 真の意味での分散投資になっていない
投資先の内訳を細かく見ていくと、実は約6割は米国株が占めていることが分かります。また、組入上位の10銘柄はすべて米国企業となっており、実質的に米国株式へ投資しているのとそこまで大きな差はありません。たしかにオルカン1本で様々な国に分散投資することができますが、約6割が米国株なので、米国相場が下落すると大きな損失を被るリスクもあるということです。真の意味での分散投資は、「値動きの異なる複数の金融商品を組み合わせてリスク分散すること」にあるので、その点ではより確実な分散投資ができているとまでは言えません。
オルカンの平均的な利回り
オルカンの平均的な利回りは、約9.5%が目安です。これは、連動対象であるMSCLオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)の30年平均リターンの数値であり、長期運用で優秀なリターンを期待できる投資信託と言えます。
区 分 | 1年 | 5年 | 10年 | 20年 | 30年 |
リターン | +40.5 | +18.5 | +13.5 | +10.4 | +9.5 |
9.5%は十分すぎる数字ね!
ただし、将来のことは誰にも分からないのであくまでも参考程度に見といてね!
オルカンに投資するなら「SBI証券」か「楽天証券」
ここまでオルカンの特徴について見てきましたが、新NISAでオルカンに投資するなら、「SBI証券」か「楽天証券」がオススメです!まだ証券口座を決めていない人は以下を参考に自分たちのライフスタイルや考えにあった証券会社を選びましょう。
■ 取扱商品の豊富さを重視したい人
■ 投資でより多くのポイントを貯めたい人
■ 証券会社を決めきれない人
■ 日頃から楽天経済圏を利用している人
■ 使いやすさ分かりやすさを重要視したい人
■ 1つのアプリやツールを使いたい人
証券会社選びについては別記事を書いてあるのでそっちを参考にしてみてね♫
まとめ
どうでしたか?オルカンの素晴らしさが分かっていただけたのではないでしょうか。これ1本で全世界に分散投資できるうえに、信託報酬も低く、投資家たちからも支持されている「eMAXlS Slim全世界株式(オール・カントリー)」。これから新NISAを始める人はもちろん、日々子育てに忙しく、銘柄をじっくりと決めることができない子育て世代にもとってもオススメです。メリット・デメリットを踏まえた上で、自分たちにとって適切な選択をしていきましょう!
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